忌服 【 死者が出た後、喪に服す期間 】
忌みには忌(き)と服(ぶく)とがある。
忌は死者の穢(けがれ)がついているので世間に出ることを慎む期間のことで、この 間は神棚の前に半紙を貼って隠し、お祭りも取り止めます。神社への参拝も遠慮する事とされています。(50日間)
服は喪服のことで、謹慎(遊びや笑いを慎み、酒肉を断つ)の期間をいいますが、個人の主観的意味合いが強く年賀状の欠礼等とも合わせ適宜短縮しても良いでしょう。 この「忌」と「服」の期間が混同されやすいので注意が必要です。したがって神祭(神社参拝等)が出来ないのは最長で親が死亡した場合の50日間となり、「忌」の期間が過ぎれば、神棚のお祭りを再開し、神社参拝も差し支えありません。
地鎮祭、上棟際、家移清祓祭 【 家を新築する時のしきたり 】
家の新築工事や、土木工事などにとりかかる前に、土地の神様をまつり、工事の安全今後も平安堅固であることを祈るまつり。
建築工事が進み棟木を上げるときに家屋や工事をつかさどる神様をまつり安全を祈願するまつり。 終わって、棟木に棟札を取り付ける。
家が完成したとき、あるいは引っ越したり、マンションなどに入居する場合、前もって家の中をお祓いし家族の健康と家内安全を祈るまつり。